アーユルヴェーダには、ディナチャリアと言って、アーユルヴェーダの理想的な1日の過ごし方があります。
今回は、アーユルヴェーダ的一日のはじまりとおわりにおすすめなことをお伝えしていきます。
アーユルヴェーダ的一日のはじまりとおわりにおすすめなこと
アーユルヴェーダは世界三大医学の一つであり、病気を治療することを目的とするのではなく、健康管理や病気の予防を目指した予防医学です。
アーユルヴェーダは健康な人の健康を守り、病人の病気を鎮静することを目的としています。
そのため、アーユルヴェーダでは、日々の過ごし方、日々の習慣が大切になってくるのです。
アーユルヴェーダの学びをはじめた際に、講師のアーユルヴェーダドクター浅貝先生から、アーユルヴェーダを日常に取り入れていく上で、大切なことを教えていただきました。
大切なこと?
一日のはじまりである目覚めた時と一日のおわりである寝る前に、必ず祈りを行うということでした。
アーユルヴェーダの1日は
祈りではじまり、祈りでおわる
一日のはじめとおわりに祈りを行うのと同様、アーユルヴェーダやヨガの学びの前後には、マントラを唱えます。
1日のはじまりの時間
あなたの1日のはじまりはどんな感じですか?
朝起きたときは、その日のはじまり。
すっきり目覚められない
出勤ギリギリまで寝ていたい
毎朝バタバタと慌ただしく過ごしている方も、多いかと思います。
朝起きるの苦手で、いつもバタバタです。
朝の過ごし方で、一日が変わってきますよ。
朝の過ごし方で、一日が変わってきます。
一度、朝の過ごし方を見つめ直してみませんか?
朝起きたら、今日一日をどうすごしていくか?なにを大切にするか?
祈りから、新しい一日をスタートしましょう。
アーユルヴェーダには、ブラフマムフルタと言われる時間帯があります。朝の過ごし方については、下記↓の記事を参考にしてみてくださいね。
1日のおわりの時間
あなたの1日のおわりはどんな感じですか?
夜寝る前は、その日の終わり。
その日にあったモヤモヤをそのままに引きずったまま、ベッドに入っていませんか?
『終わりよければすべてよし』ということわざがあるように、その日に起こったモヤモヤ・イライラはその日のうちにリセットしましょう。
その日に起こった自分が嬉しかったことを大切に感謝の気持ちで床につき、お祈りをしてから眠りにつくのがベストです。
終わり良ければ全て良し!意識してみます。
自分を大切にするセルフケアを習慣にできると良いですね!
祈りについて
アーユルヴェーダの1日は
祈りではじまり、祈りでおわる
祈りって、なんだか怪しくないですか?
日本人のわたしたちには祈りの習慣ってあまり馴染みがないですよね。
祈りの実験による効果
『祈りは怪しい!?』 って思われている方も多いかもしれませんが、アメリカでは祈りの研究がいくつも行われています。
祈りの効果は実験によって認められています。
アメリカのミズーリ州の病院で行われた実験では、1000人の患者を2つのグループに分けて、一方のグループだけ、他の人から祈りを送ってもらいました。
すると・・・
祈ってもらったグループの人たちのほうが、10パーセントも回復が早かったという結果が出たそうです。
また、デューク大学が行った実験では、65歳以上の4000人を調査したところ、毎日祈りをささげている人は、祈らない人よりもずっと長生きしたという結果が出たそうです。
これらの研究結果によると
祈ってもらわなかった人よりも、祈ってもらった人のほうが回復が早い
毎日祈りをささげている人は祈らない人よりも長生き
という結果がでたそうです。
このことより、祈りには何らかの効果があり、距離や顔見知りかどうかなどは関係ないということが、祈りの効果は実験で認められているのです。
日本では、『困った時の神頼み』という言葉があるように、困った時に祈る傾向があるかもしれませんが、祈りを毎日の習慣にとりいれてみるのはいかがでしょうか?
わたしが毎日行なっているのは、慈愛の瞑想です。
慈愛の瞑想?
自愛の瞑想では、まずは自分への祈りからはじまり、家族、友人、知っている方、すべてのひと、生きとし生けるものと・・・だんだん祈りの対象が広がっていきます。
祈りに抵抗を感じる方は、自分が普段、口から発っしている言葉を意識してみましょう。
日本では、言霊(コトダマ)といって、言葉を大切にしてきました。
「ありがとう」
「いただきます」
「ごちそうさま」
などの言葉も言霊の一種です。
言葉のもつエネルギーはスゴいパワーがあるため、自分の口から発する言葉を大切に過ごしましょう♪