認知症カフェとは?
認知症カフェ!?
認知症カフェとは、『認知症の方、ご家族の方、認知症に関心のある方、専門職の方など、どなたでも気軽に参加でき集う場所』のことを言います。
全国各地に年々、認知症カフェは増えており、今回のイベントは、出張認知症カフェということで、札幌中央区民センターで開催されます。
認知症や介護に詳しい専門職がいますので、認知症の対応方法など困りごとの相談もできます。
また、認知症の方も一緒にご参加いただけます。
認知症とは?
脳の病気や障害など、様々な原因により認知機能が低下し日常生活全般に支障が出てくる状態。
認知症は年々増えており65歳以上の6人に1人が認知症を発症してるとか!?
わたしの父は5年程前に認知症の診断を受け現在は施設に入所しています。
その当時は、まだ認知症カフェはなかったように思います。
実家は車で3時間ほどの距離があったので、すぐに母の援助ができる状態ではありませんでした。何かあった時にも、すぐに駆け付けることはできず・・・
なんとか専門家の力をかりながら、家で過ごすことができ、最終的には施設入所にたどりつくことができました。
母一人だったら、心が折れてしまっていたかと思います。
認知症?と悩みながら日々暮らしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の出張認知症カフェでは、ヨーガを行うだけでなく、APC=アドバンス・ケア・プランニングについてのお話を聞くことができます。
アドバンス・ケア・プランニングとは?
ACP(Advance Care Planning)=アドバンス・ケア・プランニングとは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、患者さんを主体に、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのことです。患者さんの人生観や価値観、希望に沿った、将来の医療及びケアを具体化することを目標にしています。
わたしは、以前は緩和ケア医療に携わる看護師をしていましたので、ACPのことは考えてきましたが、日常生活の中では、なかなか考える機会は少ないのではないでしょうか?
自分らしく生きるためにも、もしもの時を考える、ACPについて知っておくことは大切なことと思います。
またACPについては別記事で書きたいと思います。
開催内容:
①「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について考えたことありますか?」 ~認知症を持つ入院患者を看て思うこと~ 講師 國生真希氏(札幌西円山病院 認知症看護認定看護師)
②「疲労回復!アロマの香りに包まれながらリフレッシュヨーガ」 アロマとヨガの話をしてから、椅子ヨガをします
開催日時:2022年1月18日(火) 14時~16時(受付13時半~)入退室自由
開催場所:中央区民センター2階つどいA・B(中央区南2条西10丁目)
参加費:無料
対象者:中央区在住の方15名
詳細は ➡ ★
認知症カフェで椅子に座ったままできる簡単ヨーガでリフレッシュしませんか?
認知症とヨーガセラピー
今回の出張認知症カフェでおこなうのは、椅子に座ったままできる簡単ヨーガになります。
超高齢化社会が進む中、介護予防の一環として、ヨーガを取り入れる自治体や施設などが増えてきています。
わたしは以前、高齢者施設で半年ほど、認知症の方へのヨーガ療法をお伝えしてました。
認知症とアロマセラピー
ヨガの実践により、記憶や情報処理、感情のコントロールを司る脳の部分に良い影響があることが示唆されているようです。
ヨーガ療法とは・・・
伝統的なヨーガを科学的な研究をもとに、一般の人や疾患を持つ人でも安全にできるように改良して作られたものですので、高齢者の方でも無理なく安心して行えます。
今回は、認知症ブレンドとして有名なレモンとローズマリーのブレンドアロマを焚きながらヨーガを行います。
この機会に是非、ヨーガ療法を体験してみませんか?
今回、残念ながら参加できない方で、ご要望がありましたら出張ヨーガ承ります。
詳細は↓をご確認ください。