ヨガには一般的に皆さんがイメージするヨガとヨガセラピーと言って、セラピーになるヨガがあります。
ヨーガ療法は、単なるポーズではなく『ココロとカラダをととのえるカラダを使った心理療法』と言われてます。
ヨーガ療法は、柔軟性やポーズの完成度にはこだわらず、心身の感覚に意識をむけることを大切にしています。
ポーズだけじゃないヨガを日常の中に取り入れながら、ココロもカラダもすこやかでHappyに過ごしませんか?
この記事では、ヨーガ療法と言われるヨガセラピーについてお伝えしていきます。
ヨガと言えば・・・どんなイメージをお持ちですか
ヨガと言えば、身体が柔らかい方が行う、奇抜のポーズをとるなどのイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
最近は、スポーツジムでもヨガレッスンが気軽に受けられるようになり、健康や美容のためにヨガを行う方も増え、ヨガのイメージは年々変化してきているのではないでしょうか?
私がヨガを学ぶようになったのは2016年から。
回を重ねるごとに魅力に取り憑かれ、とうとうインストラクターコースへ通うまでになっていきました。
そんな中で、興味を持ったのがメディカルヨガです!
看護師ということもあって、医療に通じるヨガにとってもワクワクを感じて♪
ヨガ雑誌やインターネットで調べていくうちにたどり着いたのがヨーガ療法でした。
健康促進として注目されているヨガ
ストレスによる心身症やストレス関連疾患が年々増えており、メディアでは日々いろいろな健康法が紹介されていますよね。
そんな中で、注目されているヨガ。
ヨガが注目される理由って?
心身の健康が促進されるからです。
ストレス性の疾患・生活習慣病・介護予防、こころの病にもヨガが有効とする研究報告が年々増えており、ヨガは統合医療としても注目されています。
インドでは、AYUSH省というのがあって、アーユルヴェーダ、ヨガ&ナチュロパシー、ユナニ医学、シッダ医学、ホメオパシーといった伝統医学の活用が推進されていますね~
ヨーガ療法は、単なるポーズではなくココロとカラダをととのえるカラダを使った心理療法とも言われてます。
ヨーガ療法は、柔軟性やポーズの完成度にはこだわらず、心身の感覚に意識をむけることを大切にしています。
ヨガセラピーと言われる『ヨーガ療法』とは
ヨーガ療法って?
ヨーガ療法は、古くから伝わる伝統的ヨーガの技法や智慧を科学的に研究・改良してつくられています。
身体機能の回復、心の落ち着き、睡眠などの精神的な健康を向上させる健康法として、健康の方はもちろん、疾患を持った方も安全に行えるように作られたものです。
ヨーガ療法は、疾患を持っている方や高齢者など、どなたでも行えるセラピー的なヨガです。
厚生労働省の「統合医療」に係る 情報発信等推進事業のサイトでは、『統合医療としてのヨガの安全性と有用性に関する研究』によるヨガのエビデンスレポートが多数掲載されており、病気を持った方へのヨガの研究も多数報告されています。
厚生労働省が行った調査によると、ヨガ教室に通う大部分の方が、ストレス関連疾患・心身症・生活習慣病に罹患している方・予備軍、または予防したいと願っている方が大半で、健康な方は少数しかいないと言ことが判明しました。
抱えている病気によっては、ヨガで行われている技法が禁忌となるものもたくさんあり、残念ながら、ヨガによる有害事象の報告が多数あります。
持病をお持ちの方は、ヨガをする際には気をつけてくださいね。
安心安全にヨガをするために気をつけたいこと
健康のためにはじめたヨガで、体調を崩すのは残念過ぎることです。
「健康のためにヨガをはじめてみたい!」と思われている方の中で、通院中の方、気になる症状がある方は、担当の医師に相談したり、これを機会に病院に行って不調の原因を調べた上で、医師にヨガをしても大丈夫か?きちんと確認することも大切です。
以下、厚生労働省の統合医療情報発信サイトに安全にヨガが行えるように各種ガイドが掲載されていますので、こちらを利用して『主治医からヨガの先生への申し送り』を記載してもらうのがオススメです!
さらに詳細な情報を知りたい方は、岡 孝和先生のサイトをチェックしてくださいね。
ヨーガ療法の4つのテクニックについて
ヨーガ療法学会はこれまで、様々な大学・研究所と提携しながら、伝統的ヨーガを元に研究を重ねてきました。
生活習慣病や心の病をはじめ様々な疾患にヨーガ療法が効果的であるという研究報告が年々増えており、補完療法としても注目されています。
ヨーガ療法には、ココロとカラダをととのえる4つのテクニックがあります。
1.ポーズ(アーサナ)
体に意識を向けながら、呼吸に合わせながらご自分のペースでカラダを動かしていきます。
簡単な動きのものから、筋力を強化するアイソメトリック運動まで様々な技法があります。
アイソメトリックは自分の力で押し合うので、体を痛めることなく強固に、柔軟になります。
椅子に座って行うこともできますので、体力に自信のない方でも安心して行えます。
簡単な動きで筋力や心肺機能を強化します。
2.呼吸法
ゆっくり呼吸をおこなうことで、自律神経のバランスをととのえ、感情のコントロールもしやすくなります。
呼吸は自律神経系で唯一自分でコントロールできる器官です。
意識を高める呼吸、落ち着きを作る呼吸など、目的に合わせた呼吸法があります。
意識的に呼吸を行うことで、自律神経のバランスが整い、感情のコントロールがしやすくなります。
3.リラクゼーション法
意識的にカラダの緊張を緩めていく技法です。
心が落ちつく、頭がスッキリするなどの効果があります。
4.瞑想(メディテーション)
「いま、ここ」に集中する瞑想や日常生活を振り返る瞑想を通じて、自分への理解が深まり、集中力も高まります。
最近の研究では、瞑想が脳の機能を活性化させることがわかってきました。
ストレス・マネジメント法としても注目され、一流企業やスポーツ選手も行っています。
ヨーガ療法を教えているのは誰!?
ヨーガ療法を教えているのは、認定ヨーガ療法士の資格を持っている認定ヨーガ療法士です。
*ココロとカラダをととのえるカラダを使った心理療法
*伝統的ヨーガの技法や智慧を科学的に研究・改良してつくられたもの
*ストレス性の疾患、生活習慣病、介護予防やこころの病にも有効!
*疾患を持った方も安全に行える
*4つのテクニックがある
実際にわたしも以下のような場所で活動をしてきました♪
■重症心身障がい者施設でのヨガ
■高齢者施設でのヨガ
■病院でのヨガ
わたしがお伝えしているヨガについては下記↓の記事をご覧ください。