ヨガといえば、身体が柔らかい方が行う奇抜のポーズをとるなどのイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
最近は、スポーツジムでもヨガレッスンが気軽に受けられるようになり、健康や美容のためにヨガを行う方も増え、ヨガのイメージは年々変化してきているのではないでしょうか?
ヨガとの出逢い
私のヨガとの出逢いは、2000年頃。
当時は、スタジオが近くになかったので、ヨガの本やDVDをみながら、おうちでヨガしてました。
身体がやわらかくなりたい!
キレイになりたい!
そ~んな思いで始めたヨガ。
身体が硬い私にとっては、ポーズをとるのに必死で呼吸どころではなかったです。
その後、Wii Fitが流行って、おうちで子どもたちと一緒にヨガしたり。
ホットヨガブームに乗って、ホットヨガに通ったり・・・
そ~んな感じで、ゆる~くヨガをしてました。
だけど・・・
なぜか自分探しをしていく中で『私の知りたいことはすべてはヨガの中にある!!』と思うようになり、ヨガ哲学が学ぶために、2016年からヨガのインストラクター講座に通い始めたのです。
何でヨガ?と最初は夫に反対されましたが、私の熱い想いが通じて学べることになりました♪
そんな中で、興味を持ったのがメディカルヨガ!
看護師ということもあって、医療に通じるヨガにとってもワクワクを感じて♪
ヨガ雑誌やインターネットで調べていくうちにたどり着いたのがヨーガ療法でした。
そして今私は、ヨーガ療法士を目指して、学びを深めている最中です。
健康促進のためのヨガ
ストレスによる心身症やストレス関連疾患が年々増えており、メディアでは日々いろいろな健康法が紹介されていますよね。
そんな中でも、注目されているヨガ。
ストレス性の疾患・生活習慣病・介護予防、こころの病にもヨガが有効とする研究報告が年々増えており、統合医療としても注目されています。
インドでは、AYUSH省というのがあって、アーユルヴェーダ、ヨガ&ナチュロパシー、ユナニ医学、シッダ医学、ホメオパシーといった伝統医学の活用が推進されていますね~
柔軟性やポーズの完成度にはこだわらず、心身の感覚に意識をむけることを大切にしています。
ヨーガ療法って?
ヨーガ療法は、古くから伝わる伝統的ヨーガの技法や智慧を科学的に研究・改良してつくられています。
身体機能の回復、心の落ち着き、睡眠などの精神的な健康を向上させる健康法として、健康の方はもちろん、疾患を持った方も安全に行えるように作られたものなのです。
厚生労働省の「統合医療」に係る 情報発信等推進事業のサイトでは、『統合医療としてのヨガの安全性と有用性に関する研究』によるヨガのエビデンスレポートが多数掲載されており、病気を持った方へのヨガの研究も多数報告されています。
厚生労働省が行った調査によると、ヨガ教室に通う大部分の方が、ストレス関連疾患・心身症・生活習慣病に罹患している方・予備軍、または予防したいと願っている方で、健康な方は極わずかなんですって!驚きの調査結果でした。
抱えている病気によっては、ヨガで行われている技法が禁忌となるものもたくさんあり、残念ながら、ヨガによる有害事象の報告が多数あります。
安心安全のヨガをするために
健康のためにはじめたヨガで、体調を崩すのは残念過ぎることです。
「健康のためにヨガをはじめてみたい!」と思われている方の中で、通院中の方、気になる症状がある方は、担当の医師に相談したり、これを機会に病院に行って不調の原因を調べた上で、医師にヨガをしても大丈夫か?きちんと確認することも大切です。
以下、厚生労働省の統合医療情報発信サイトに安全にヨガが行えるように各種ガイドが掲載されていますので、こちらを利用して「主治医からヨガの先生への申し送り」を記載してもらうのもオススメです!
さらに詳細な情報を知りたい方は、岡 孝和先生のサイトをチェックしてくださいね。
認定ヨーガ療法士とは!?
ヨーガ療法を教えているのは、認定ヨーガ療法士の資格を持っている認定ヨーガ療法士です。
認定ヨーガ療法士の資格を取るためには、ヨーガニケタンによるYIC講座とYTIC講座を終え、ヨーガ療法学会で症例発表後に申請ができます。
認定期間は4年。
4年毎に資格の更新が必要で、そのためには単位が必要になってくるので、資格取得後も学習は続きます。
*ココロとカラダをととのえるカラダを使った心理療法
*伝統的ヨーガの技法や智慧を科学的に研究・改良してつくられたもの
*ストレス性の疾患、生活習慣病、介護予防やこころの病にも有効!
*疾患を持った方も安全に行える
