アーユルヴェーダの5大元素とは?5大元素の特徴と身体との繋がり

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アーユルヴェーダの5大元素

5000年以上の歴史があると言われている古代インド発祥の医学アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダには『幸福な人生を歩むための智慧』がいっぱい詰まっており、最近では予防医学としても注目を浴びています。

アーユルヴェーダを日常に取り入れることによって、心身ともに健やかにイキイキとすごすことができるようになっていきます。

ちほ

アーユルヴェーダを考えていく上で、知って欲しい5大元素についてお伝えします。

読者さん

5大元素!?

目次

アーユルヴェーダの5大元素とは?

アーユルヴェーダには『ドーシャ』と呼ばれる特徴的な考え方があります。

ドーシャは、5つの元素からなりたっており、これらを5大玄ぞといいます。

ドーシャという考え方を理解していく上で、5大元素について理解しておくことが大切です。

アーユルヴェーダでは、わたしたちの身体は5つの元素で構成されていると言われています。

わたしたちは、一人として全く同じ性質を持っている方はいなく、唯一無二の存在です。

ちほ

ひとりひとり違うのは持っているドーシャのバランスが違うからです。

ドーシャは受精の瞬間に決定すると言われており、性格・体格・考え方・行動の傾向など、ドーシャのバランスで異なってきます。

これらの違いは、アーユルヴェーダでは個性と考えます。

テレビや雑誌などで、よく『〇〇健康法』というのがみかけますが、ひとりひとりの体質が違うため、健康にいいと思っているものでも 万人にいいものはない!!というのが実際のところです。

良いと思われているものも、効き目には個人差があり、ある人には薬になっても、ある人には毒になってしまう場合も・・・

ですので、身体によいと聞いたからと言って、むやみに試すのではなく

自分にあっているか?

自分の体質を知って、日々の暮らしの中で取捨選択していくことが大切になっていきます。

パンチャマハブータ(五大元素理論)

アーユルヴェーダでは宇宙に存在するものすべては、5つの元素(エレメント)から成り立っていると考えられています。

この五大元素理論を、パンチャマハブータと言い、パンチャは「5」、マハは「素晴らしい」、ブータは「元素」という意味となっています。

読者さん

パンチャマハブータ?

カタカナいっぱいで難しい。
普段の生活とどう関係あるの?
わたしの日常には関係なくない?

と思ってしまいますが…

実は・・・
これらを日常的に意識できるようになると、日々の生活が変わり、カラダとココロがととのっていくのです。

ちほ

まずは5つのエレメントの特徴をひとつひとつみていきましょう。

5大元素の特徴

5大元素とは、『空・風・火・水・地』

5elements

はじめに空が生じる。
動性が加わり風になる。
激性(熱)が加わり火が生じる。
重性が加わり水となる。
暗性が加わり地になる。

5つのエレメントは、互いに影響をし合い、あらゆるものの中に様々な割合で存在しています。

空 アーカーシャ(Akasha)
ヴァーユ(Vayu)
アグニ(agni)
アパス(Apas)
プルッティヴィ(Prithvi)
ちほ

目に見える物質やカラダ、目で見ることのできないココロも。私たちヒトも宇宙もすべてが5つのエレメントでできていて互いに影響しあっています。

「空」アーカーシャ(Akasha)

俯瞰(ふかん)した考え、リラックスをもたらす性質。
空間、コミュニケーションと自己表現、物質間の相互連結。

エーテルともいい、空の上空部分を指します。
カラダでいうと胸から上の部分に関係します。

空は他の4つのエレメントを受け入れる器であり知恵の源
他の4つのエレメントの特徴をうまく引き出す力をもっています。

「風」ヴァーユ(Vayu)

感情をどんどん流れさせる性質。
気体、微細な動き、方向性、速さと変化。
不規則ながら素早く動き、機動力、軽さのエネルギー。

風は温度差から生まれ、風が吹くことで物理的にも心理的にも流れが生じます。

「火」アグニ(agni)

怒りや熱さの性質。
光、知覚、動き、変換。
情熱的なパワーを持ち、視覚に関係しています。

火は熱を作り出し、熱によって形を変えるエネルギー。
行動のエネルギーで何かを動かす力を持っています。

「水」アパス(Apas)

エネルギーを流れさせる性質。
液体、滑らかな動作、生命。
柔順・受容・共感。

水は自由に形を変えることができる元素でカラダの動きに関わります。
流動的で形が変わることから柔順であり、受け容れる力があるしなやかさも特徴です。

「地」プルッティヴィ(Prithvi)

土台・安定・育み。
重さ、遅さ、粘り強さ、冷たさ、湿度。

ものごとを作り出す基礎的な役割を持つエネルギーです。
強く固い特徴を持ち、身体の安定性をもたらします。
構造や骨格などを表しています。

5大元素と各器官の結びつき

ちほ

人間の5つの感覚器官は、5つの元素と深く関わっています。

聴覚(空)

性質:柔らか・クリア・軽い・無限・拡大・活動的
感覚器官:耳
行為器官:発声

触覚(風)

性質:柔らかい・軽い・無限・クリア・粗い・冷たい・行動
感覚器官:皮膚
行為器官:操作

視覚(火)

性質:粗い・軽い・ドライ・シャープ・繊細・熱い
感覚器官:目
行為器官:移動

味覚(水)

性質:柔らか・ぬるぬる・オイリー・重い・鈍い
感覚器官:口
行為器官:生殖

嗅覚(地)

性質:固い・重い・濃い・鈍い
感覚器官:鼻
行為器官:排泄

5大元素まとめ

ちほ

ヨガとアーユルヴェーダを考えていく上で、5大元素の理論は大切です。

五大元素知覚対象感覚器官行為器官行動器官
聴覚発声
触覚動き皮膚操作
視覚移動
味覚生殖泌尿器・生殖器
臭覚臭い排泄肛門

アーユルヴェーダのある暮らしで大切なことは、まずは自分について知ること。

自分を知っていくためにカギになるのは・・・
ドーシャと言われる3つの質です。

ちほ

自分を知るためには、ドーシャの元になっている5大元素の特徴をまず知っておくことが大切です。ドーシャについては、また別の記事でお伝えしていきます。

自分の取り扱い説明書とも言われるアーユルヴェーダの体質診断のチェックができる小冊子を作りました。
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この記事を書いた人

ちほのアバター ちほ ナース・ヨーガ療法士

札幌在住のアラフィフ主婦。
心地よいを大切に!セルフケアを身につけて人生楽しみましょう♪
ヨガとアーユルヴェーダの知恵をお伝えしています。

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