白湯と湯冷ましの違いは?アーユルヴェーダ的お白湯の作り方・飲み方についても

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白湯と湯冷ましの違い

白湯は健康や美容にいいと言われ注目を浴びています。

白湯と湯冷ましって、一体何が違うんだろうと疑問に思う方もいるかと思います。

白湯は沸騰させたお湯を飲める程度の温度にまで冷ましたもので、湯冷ましは常温まで冷ましたものです。

アーユルヴェーダでは、白湯と湯冷ましはそれぞれ異なる性質を持ち、体質や季節に合わせて使い分けることが推奨されています。

冷え性や虚弱体質の方には白湯、熱性体質の方には湯冷ましがおすすめです。

このブログでは、白湯と湯冷ましの違い、アーユルヴェーダ的お白湯の作り方・飲み方について、お伝えしていきます。

また、記事後半では、お白湯習慣を続けるためのおすすめグッズについても紹介しています。

目次

白湯と湯冷ましの違いは?

読者さん

白湯と湯冷ましの違いってなんですか?

ちほ

白湯と湯冷ましの違いは、温度と効果です。

白湯と湯冷ましの違いについて、説明していきますね。

白湯とは

白湯とは、一般的に真水を沸騰させたお湯のことを指します。

白湯は、水を沸騰させて不純物を除去した後、90℃以上に保たれた無色透明のお湯のことを指します。

無色透明で無味無臭であり、料理用・殺菌用・飲用などさまざまな用途で使えます。

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、古くから白湯の効果が認められています。

一般的なお湯と異なり、特に健康への効能を目的として使用されます。

湯冷ましとは

湯冷ましとは、沸騰させたお湯を室温まで自然に冷ますことによって作られる水の一種です。

湯冷ましとは白湯は、混同されがちですが、白湯が90℃以上の熱さを保っているのに対し、湯冷ましは常温まで冷ました状態で使用します。

そのため、体を内側から温める目的で用いられる白湯とは異なり、湯冷ましは普段の飲水として、または身体を急激に冷やさない飲用水として活用されます。

また、赤ちゃんの水分補給やお風呂上がりの水分補給としても使われています。

白湯と湯冷ましは、どちらも水を沸騰させて作るものです。
沸騰させることで、不純物が除去され、ミネラルが活性化されています。

アーユルヴェーダ的お白湯の作り方

白湯を自宅で作るには、煮沸が必要です。

アーユルヴェーダでは、水を火にかけ、沸騰し気泡が生まれることで風の質が取り込まれ、ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)のバランスが取れたお白湯ができると言われています。

土瓶や鉄瓶で、お白湯を作るのがおすすめです。

土瓶や鉄瓶で、沸かしてつくったお白湯は格別ですよ。

▼和になりすぎないかわいい土瓶(IH使用不可)

お白湯の作り方は以下の手順です。

  1. やかんや鍋にたっぷりの水を入れます。
  2. やかんを火にかけ、沸騰しはじめたらふたを取り、大きな泡が立つくらいの火で10分以上沸かし続けます。
  3. 火を止めてコップに移し、80℃程度(季節や体調で調節)に冷めたところで飲みます。
  4. 残りの白湯は保温ポットに入れて、好きなときに飲みましょう 。

天然水やウォーターサーバーの水、浄水器の水などを使用する場合は、長時間沸騰させる必要はありません。

ちほ

長時間沸騰させるのは大変なので、わたしは浄水器のお水を使っています。

作り方にこだわりすぎて、お白湯の習慣が続かなくなってしまうのはもったいないので、まずはお白湯を飲むということを大切に続けてみましょう。

ちほ

レンチンや電気ポットで沸かした白湯でも大丈夫ですよ。

▼スタイリッシュな電気ケトル

アーユルヴェーダ的お白湯の効果とは

白湯には数多くの健康効果が期待できます。

体温の上昇により血液の循環が促され、冷え性の改善、免疫力の向上、肩凝りや腰痛の緩和、便秘解消に効果があるとされています。

また、朝起きた時に白湯を飲むことで、胃腸が温まり消化機能が高まります。

>>お白湯の効能についてはこちらの記事で紹介しています。

アーユルヴェーダ的お白湯の飲み方について

アーユルヴェーダでは、お白湯を飲む量温度タイミングなどの飲み方にも特別な注意を払います。

お白湯の飲む量は?

アーユルヴェーダでは、デトックス効果や体質改善、さまざまな健康効果のためにお白湯を日常的に取り入れることが推奨されています。

1日に飲む量は、600~800mlくらいを目安にするとよいでしょう。

ちほ

朝一番に飲むお白湯は全身のエネルギーバランスを整え、体の働きを活性化し、健康的に美しくしてくれます。

白湯の最も効果的な飲み方として、1日トータル600~800mlを目安に何回かに分けて飲むことが推奨されています。

1度に飲む量は、150ml~200mlが適量です。

ゆっくり10~15分の時間をかけて、すするように飲むことが理想的です。

しかし、飲み過ぎには注意が必要です。

1日に飲むお白湯の量は、自分の体調や気温などに応じて調整していきましょう。

お白湯は、一気に飲むのではなく、ゆっくり一口一口味わいながら、ゆったりした気分で味わいましょう。

お白湯の温度

お白湯の温度は自分の好みが一番

自分がもっとも美味しく心地よく感じる温度が適温です。

夏は常温のお水でOKです。

お白湯を飲むタイミング

朝のお白湯タイム

朝一番に飲むときは、カラダとココロをお掃除するイメージで、浄化されていく感覚を味わう時間にしましょう。

お白湯を飲みながら、自分のカラダとココロを客観視する。

自分のカラダとココロと対話する。

ちょっぴり早起きして、自分自身を大切に取り扱う時間を持ちましょう。

昼夕のお白湯タイム

昼食前や夕食前の空腹時にもお白湯を飲むのがオススメです。

お白湯を飲むことで、暴飲暴食が防げます!

食後にガバガバお白湯を飲むと、消化酵素がうすまり、消化を遅らせてしまうので、食前がオススメです。

お白湯を飲みながら、自分自身の食習慣も見直していきましょう♪

ちほ

出勤時もお白湯を持ち歩くといいですよ~

お白湯が、飲みにくいと感じている方は、レモンやはちみつを加えることで、飲みやすくなりますよ。

はちみつは熱すると毒になると言われているので、温度に気をつけて使ってくださいね。

>>アーユルヴェーダ的なはちみつの活用法についてはこちらの記事で説明しています。

ちほ

まずは1週間、お白湯生活を続けてみましょう。

前よりちょっと自分に優しくなったような気がして
少しずつココロやカラダの変化が起きてくるはず・・・

>>白湯が飲みにくいと感じている方へアレンジレシピをお伝えしています。

アーユルヴェーダ的お白湯習慣のためのおすすめグッズ

お白湯習慣を日常に取り入れ、続けやすくなる便利なアイテムを紹介していきますね。

浄水器

アーユルヴェーダ的習慣を取り入れるにあたり、白湯を作るための水の品質も重要です。

不純物を除去し、きれいな水から白湯を作るために、浄水器の使用が推奨されます。

浄水器を用いることで、塩素などの不純物が取り除かれ、より安全で健康的な白湯を作ることができます。

▼手軽に浄水

鉄瓶

白湯を作る際に、鉄瓶を使用することは多くのメリットがあります。

鉄瓶で沸騰させることにより、お湯に鉄分が溶出し、貧血予防にも役立ちます。

また、鉄瓶で作ったお湯は、マイルドでまろやかな味わいが特徴で、白湯本来の味をより楽しむことができます。

アーユルヴェーダの観点からも、鉄瓶を使用することで、体内の「ピッタ」のバランスを整える助けとなるとされています。

▼鉄瓶貧血予防!

マイボトル

外出先でも白湯の習慣を続けたい場合、マイボトルが大変便利です。

保温性の高いマイボトルを選ぶことで、朝に作った白湯を長時間適温で保つことができます。

また、自宅で作ったお湯を持ち運び、いつでもどこでも白湯を楽しむことができ、デトックスや免疫力向上への効果も期待できます。

▼マイボトルでエコなお白湯ライフを

アーユルヴェーダでは、白湯の沸かしなおしは推奨されていません。

おうちにいるときも、保温ボトルにいれておくと、いつでもおいしいお白湯が飲めちゃいます!

マグカップ

白湯専用のマグカップも販売されています。

沸かしたての白湯は熱すぎて、飲めませんが、約3分で飲み頃の温度にしてくれる白湯専用のマグカップも発売されています。

読者さん

便利そうですね~

▼お白湯専用のマグカップで便利に

ちほ

飲み頃の温度をキープしてくれる保温機能もありますよ!

白湯と湯冷ましの違いは?アーユルヴェーダ的お白湯の作り方・飲み方についても まとめ

この記事では、白湯と湯冷ましの違い、白湯の作り方、効果、飲み方についてもお伝えしてきました。

また、お白湯習慣をサポートするためのおすすめグッズの情報についてもお伝えしてきました。

お白湯は、簡単で日常生活に取り入れやいアーユルヴェーダ習慣です。

お白湯を毎日の暮らしに取り入れて、体の内側から健康で美しい自分を目指していきましょう。

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この記事を書いた人

ちほのアバター ちほ ナース・ヨーガ療法士

札幌在住のアラフィフ主婦。
心地よいを大切に!セルフケアを身につけて人生楽しみましょう♪
ヨガとアーユルヴェーダの知恵をお伝えしています。

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