アーユルヴェーダで早起きを勧めるのはなぜ?朝型生活がもたらすメリット

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ブラフマムフルタ アーユルヴェーダの早起き習慣

「早起きは三文の徳」ということわざがあるように、健康な毎日をおくるのに睡眠は重要な要素で、アーユルヴェーダでは特に朝の過ごし方を大切にしてます。

アーユルヴェーダでは、ブラフマムフルタと言われる夜明け前の時間帯に起床することが良いとされ、早起きを勧めています。

ブラフマムフルタの時間に起きると、身体・精神・感情が調和し、自然のエネルギーが高まり、健康と幸福がもたらされると言われています。

この記事では、アーユルヴェーダで早起きを勧める理由をブラフマムフルタの意味も含めてお伝えしていきます。

早起きのメリット、アーユルヴェーダ的人生が変わる朝の過ごし方、朝の習慣について解説します。

ちほ

あなたの人生が変わる早起き習慣、ぜひ取り入れてみてください。

目次

アーユルヴェーダで早起きを勧めるのはなぜ?

アーユルヴェーダでは、日の出前のブラフマムフルタと呼ばれる時間帯に起きることが理想とされています。

ブラフマムフルタの時間は、最も神聖なエネルギーが流れるサットヴァ(純粋性)が高い時間と考えられているためです。

アーユルヴェーダで早起きを勧めるのはなぜなのかもう少し詳しく書いていきます。

ブラフマムフルタとは

アーユルヴェーダにおいては、早起きが非常に重要な習慣であるとされています。

特に、太陽が昇る前のブラフマムフルタに起床することが勧められています。

ブラフマムフルタは、ブラフマー = 創造神ムフルタ = 時間帯の2つの言葉からできています。

ブラフマー = 創造神

ムフルタ = 時間帯

早起きは三文の徳とも言われていますが、アーユルヴェーダでは、ブラフマムフルタの時間に起きることで、心身の浄化とリセットが行われ、一日中活力を保つことができると言われています。

また、自然のリズムに合わせて起きることで体内時計が整い、健康に良い効果があるとされています。

ブラフマムフルタ:日の出の96分前

ブラフマムフルタは、『日の出の96分前』の夜明けの時間帯で、自然のエネルギーが満ちている神聖な時間帯です。

アーユルヴェーダでは太陽が昇る前、神聖なエネルギーが流れるブラフマムフルタの時間に起きることがおすすめされてます。

ブラフマムフルタの時間帯は一般的に静かで穏やかな状態。

意識がいつもよりクリアな状態なので、瞑想やヨガの実践に適しています。

ブラフマムフルタの時間帯に起きることで、自然と調和し、身体のリズムが整います。

早起きは、アーユルヴェーダ的なライフスタイルにおいて重要な要素の一つです。

アーユルヴェーダで早起きを勧める理由

夏場だと日の出が早いのでブラフマムフルタの時間帯はまだ夜中。

ブラフマムフルタの時間(日の出の96分前)に起きるのは、現実的には、なかなか難しいですよね。

アーユルヴェーダには、ドーシャと言う考え方があり、時間帯によって、ドーシャが優勢になる時間帯が変わります。

ドーシャが優位になる時間帯

ヴァータ: 2時~ 6時
カ パ : 6時~10時
ピッタ :10時~14時
ヴァータ:14時~18時
カ パ :18時~22時
ピッタ : 22時~ 2時

ヴァータ・ピッタ・カパそれぞれのドーシャには、違った性質があります。

午前2時から6時までの4時間の間はヴァータ優勢の時間帯と言われており、エネルギーが活発な時間帯になります。

午前2時から6時まではヴァータ優勢の時間帯

朝の6時までのヴァータ優勢の時間に起きることでスッキリと目覚めることができます

スッキリめざめることで、1日を快適にスタートし、軽やかに過ごすことができます。

ちほ

ブラフマムフルタの時間に起きるのは難しくても、なるべく6時前のヴァータが優勢な時間に起きてみましょう!

読者さん

なかなか6時前に起きるのは難しいです。

6時から10時は、カパ優勢の時間帯

6時から10時は、カパ優勢の時間帯といわれており、この時間に目覚めると、カラダが重くいつまでも眠気がとれず
動くことが大変になってしまう傾向がみられます。

ちほ

ブラフマムフルタの時間帯から日の出までに起きるのが難しくても、朝6時までのヴァータの時間帯の起きることを心がけましょう。

妊婦さん、小さいお子さま、病気で身体が弱っている方など、体調・体質によって、早起きが好ましくない場合もありますので、ご注意ください。

朝型生活がもたらすメリット

アーユルヴェーダでは、早起きを非常に重要な習慣と捉えていますが、早起きは単に1日を長く使えるというメリットだけではありません。

次に、朝型生活がもたらすメリットについてお伝えしていきますね。

心身のバランスを保つ

朝早く起きることで、身体のリズムが整い、心身のバランスが保たれます。

朝の静かな時間を活用して瞑想やヨガなどのセルフケアを行うことで、心の安定と集中力が高まります。

集中力の向上

朝型生活を送ることで、一日の始まりから集中力が高まり、生産性が向上します。

朝の時間を有効活用して、読書やスキル習得などの自己投資に充てることができます。

健康的な身体づくり

朝型生活は、良質な睡眠と適度な運動習慣につながり、健康的な身体づくりに役立ちます。

朝の活動的な時間を過ごすことで、代謝が上がり、美肌効果も期待できます。

ストレス管理の改善

朝型生活は、ストレスを和らげ、心の安定をもたらします。

朝の静かな時間を活用して、瞑想やヨガなどのストレス解消法に取り組むことができます。


以上のように、アーユルヴェーダ的な朝型生活には、心身の健康、集中力の向上、ストレス管理など、多くのメリットがあります。

自分の体質に合わせて、朝の時間を有効活用することで、より良い生活習慣を身につけることができます。

さらに、アーユルヴェーダでは、朝の時間を活用して瞑想やヨガなどのセルフケアを行うことも重要視されています。

これらの実践により、心身のバランスを保ち、ストレスを和らげることができます。

ぜひ、アーユルヴェーダの知恵を取り入れて、健康的で生産的な朝型生活を送ってみてください。

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アーユルヴェーダで早起きを勧めるのはなぜ?朝型生活がもたらすメリット まとめ

ブラフマムフルタは日の出の96分前の時間。

日の出の96分前から日の出までは、自然のエネルギーが満ちている神聖な時間帯です

ブラフマムフルタを意識した早起き習慣を取り入れることで、身体的、精神的な健康が向上し、より豊かな人生を送ることができるようになっていきます。

日本には「早起きは三文の徳」という有名なことわざがあります。

このことわざが示すように、早起きすることで1日を快適にスタートすることができ、多くの利点が得られます。

朝型の人はストレスレベルが低く、抑うつの傾向が少ないことが報告されています。

また、朝日を浴びることでセロトニンの分泌が促進され、夜のメラトニンの分泌も正常化されるため、質の良い睡眠につながります。

このような健康への多大な効果が、「早起きは三文の徳」という言葉に込められているのです。

はじめる際には、無理なく徐々にスケジュールを調整して習慣化していくことが大切です。

早起きの習慣を身につけることで、心身ともに健康的な生活を送ることができるように変化していくでしょう。

ちほ

睡眠の質を高めることも大切ですね!

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この記事を書いた人

ちほのアバター ちほ ナース・ヨーガ療法士

札幌在住のアラフィフ主婦。
心地よいを大切に!セルフケアを身につけて人生楽しみましょう♪
ヨガとアーユルヴェーダの知恵をお伝えしています。

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